12.香積山天皇寺「まほろば百選~未来への伝言~」
12.香積山天皇寺【吉岡地区】
伊達氏治世の動きとともに慶長8年(1603年)に飯坂(福島県)より松森(仙台市)、下草(鶴巣)、そして元和2年(1616年)に
伊達宗清の吉岡城完成と共に現在地に移されました。
境内には、宗清の墓(寛永11年7月22日没 享年35歳)があり、墓の周りには殉死者七人の供養塔と宗清の養母
飯坂の局の五輪塔があります。
昭和40年に吉岡開府350年の記念事業として、「伊達宗清公頌徳碑」が建立されました。また、寛政10年(1789年)の
飢饉供養塔「三界万霊塔」も建立され、中興寺の餓死供養塔と共に町内では数少ないものの一つとなっています。