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13.吉岡東官衙遺跡「まほろば百選~未来への伝言~」

<外部リンク> 印刷用ページを表示する 掲載日:2021年1月1日更新

13.吉岡東官衙遺跡【吉岡地区】

 吉岡東二丁目周辺は約200,000平方メートルに及ぶ広大な遺跡で、一里塚遺跡と呼ばれています。昭和63年度から平成6年度まで行われた発掘調査では、奈良時代前後の住居跡や生活用具が多数発見されました。そのうち、この公園付近は、掘立柱による建物が規則的に並び、門のつく塀で囲まれていた(東西58.7m・南北54m)ことが分かりました。
これらの建物は倉庫と見られ、その柱穴のいくつかからは炭化した米が、また、その周辺からは墨で文字の書かれた食器や硯(いずれも土器)などが出土しました。
 これらのことから、ここは奈良時代から平安時代の初め頃の役所(官衙)の一部で、米などの税を収めておく重要な場所であったものと考えられています。
 当時、日本は天皇を中心に治められ、国土は60余りの「国」に、「国」は多くの「郡」に分けられ、各々に役所(国衙・郡衙)が置かれていました。大和町付近は黒川郡とされてしたので、
ここで発見された役所は国衙の多賀城の下にあって郡内を治めた黒川郡衙の可能性が高く、大変貴重な遺跡となっています。
 この公園の範囲内(3,248.57平方メートル)については「吉岡東官衙遺跡」として宮城県指定遺跡に指定されています。