16.新田八幡神社「まほろば百選~未来への伝言~」
16.新田八幡神社【宮床地区】
宮床田手岡館伊達氏の氏神で、方一間流れ造りの本殿と入母屋造りの拝殿、それに両社殿の中間の簡素な渡殿の三殿が、
それぞれ独立して建っています。
祭神 応神天皇・神功皇后・玉依姫
祭礼 旧8月15日
神社の縁起は、文治3年(1187)源義経が信楽寺に託したといわれる八幡神体を宮床住民が小さな祠を建てて祀った
ことから始まったとされ、その後、延宝元年(1673)伊達宗房公が二神を加え、三社を観請し、新田八幡神社を建立しました。
朱塗り、流れ造り、屋根勾配が特に美しく、繋垂木の配り方、繊細な勾欄など見事な造りとなっています。
〇春日神社…勧請延宝8年(1680)由緒を宮床伊達初代宗房が自ら書した板札が奉祀されている。小社ながら
当時の建物である。
〇釜神社 …伊達吉村公の奥方久子様が朝夕尊崇なされていたので元禄9年(1696)吉村公がこの地に勧請
なされたと伝えている。