19.旧宮床伊達家住宅「まほろば百選~未来への伝言~」
19.旧宮床伊達家住宅【宮床地区】
この屋敷は、旧宮床伊達家の居城田手岡館跡への主要道路筋である東西路(二軒丁)南側に立地し、
家臣村井栄之進の拝領地となっていました。
明治維新後、仙台藩藩籍奉還に伴いお館下がりとなった宮床伊達家十代宗廣公が当屋敷に移り住み、
以降、伊達家の所有となり伊達家の居宅として用いられてきた建物で、平成5年12月に伊達洋司氏から
「宮床歴史の村整備事業」に活用するものとして寄付を受け、現在の位置に平成10年3月に復元しました。
(木造、平屋建、寄棟造り、茅葺31.5坪)
「正座敷」の天井廻縁には「北之方牀前とな梨文久元年七月廾有五日御大工重三郎棟梁なり」と記されています。