22.飯峯山信楽寺跡「まほろば百選~未来への伝言~」
22.飯峯山信楽寺跡【宮床地区】
飯峯山信楽寺はかつて松倉山の南麓、宮床松倉沢地内にありました。平安初期に慈覚大師が開基した勅願寺と言われ、修験の地として
中世から江戸時代にかけて隆盛を誇りました。寺院は数回火災にあっており、明治7年の火災ですべて焼失し、現存する建物はありません。
昭和44年から45年にかけて発掘調査が行われ、山門、本堂、阿弥陀堂、僧坊などを持った山岳寺院であったことが確かめられています。
現在は東屋、ベンチなどが設置された公園として整備されており、七ツ森遊歩道の入り口となっています。