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第二十一回原阿佐緒賞受賞作品

<外部リンク> 印刷用ページを表示する 掲載日:2020年6月20日更新

宮城県大和町宮床出身の女流歌人「原阿佐緒」にちなみ創設された『原阿佐緒賞』が、今回で第二十一回目を迎えました。
全国の皆さんから、一般の部343名から668首、青少年の部2,484名から4,138首の応募があり、選考の結果、次の作品が選ばれました。
選者は 小池 光 氏、秋山 佐和子 氏、皆川 二郎 氏です。

 

第二十一回原阿佐緒賞受賞作品

一般の部

お住まい氏名
原阿佐緒賞

泡立てて包めばわづかな母の髪わが子のやうに洗ひてやりぬ

山形県米沢市

池村 真理
優秀賞

うす墨で書かるる甲骨文字は「雨」しづくひびきてわれを濡らすも

宮城県仙台市菅 八重子

若きらの復興音頭の輪の中に老いを忘れて皺の手かざす

宮城県石巻市今野 惠美子

人差し指の指紋うすれし母なりき和裁の業にわれらをささへ

京都府舞鶴市鯵本 ミツ子

東京は寒しとかこつひとのふみ寒緋桜の花かげに読む

沖縄県沖縄市与儀 典子

軒に吊る干し柿の黒きシルエット障子に映し満月のぼる

宮城県仙台市中嶋 良子

青少年の部

学校学年氏名
優秀賞

友達が休んだ席がぽっかりと空いてそのまま夕焼けになる

仙台白百合学園高等学校3佐瀬 文菜
奨励賞

ひっそりと他を引き立てるかすみ草私もそんな人になりたい

宮城県古川工業高等学校1嶋 七海

一滴のしずく落ちゆく水たまり小さな波もんが意志を問いくる

三沢市立堀口中学校(青森県)1田村 凜

帰り道たそがれどきのグラデーションそれはまるでモネの油彩画

宮城県古川工業高等学校2伊藤 わかな

おばあちゃん孫の名前をみんな呼び最後に出てくる私の名前

ノートルダム清心中学校(広島県)1福長 遥

年賀状届くのまだかと待ち侘びて風の音にさえ耳を澄ませる

ノートルダム清心中学校(広島県)2打田 優衣

凍りつく梅の小枝にシジュウカラ二羽の姿に心も躍る

ノートルダム清心中学校(広島県)2荒谷 真琴

金銀の絵の具を縦に伸ばしては夕陽を揺らす松島の海

仙台白百合学園高等学校3菊地 洸美

石ころを家までけっとばしながら未来のことを考えている

仙台市立郡山中学校2佐藤 楓花

七ツ森数えてみると六ツ森裏にかくれる一ツ森かな

宮城県黒川高等学校3鈴木 翔
特別賞

ごめんねと言えない間に桜散り赤信号が長く感じる

静岡市立清水第二中学校(静岡県)

1大竹 布実乃

線香の香りで心落ちついて今亡き人の思い出かたる

宮城県黒川高等学校1藤山 瞳

儚げに線香花火が散りゆくとかすかに感じる秋の訪れ

大和町立宮床中学校2梨本 双葉

南国のあの子に教えてあげたいな薄氷を割る朝の楽しみ

宮城県古川高等学校2高橋 梨咲

夏空に響く太鼓と声援と飛んだ打球に思いをこめる

宮城県黒川高等学校1佐々木 勇人

  ※学年は応募締切時令和2年1月現在のものです。