ボイス 西から東から-平成27年4月号
(広報たいわより抜粋)
ちぎり絵で山を表現,活き生きサロン

町の各行政区では75歳以上の高齢者の方々を対象とした、趣味の教室、ゲーム、健康づくりレクリエーションなど、地域のボランティアの方々の協力のもと楽しいひとときを過ごせる「活き生きサロン」を行っています。
麓上・麓下の行政区では、今年度のサロンの企画として、ちぎり絵を作りました。写真に写った七ツ森を大きな画用紙に書き写し、その下絵にさまざまな色の折り紙をちぎって貼り付けました。 参加した14人のサロン会員は、手にのりを付けながら真剣に作業を進め、約2時間で2枚の大きなちぎり絵が完成しました。
麓上の佐藤誠区長は「高齢者の方々が楽しめる企画を今後も考えて実施していきたい」と話していました。
防災指導員,フォローアップ講習会

2月21日(土曜日)大和町役場で防災指導員に認定されている46人を対象にフォローアップ講習会が開催されました。
講習会は、実践的な行動につながる知識と技術を身につけるために宮城県が毎年、実施しているものです。カリキュラムのひとつである災害図上訓練では、大きな災害が発生する事態を想定し、地図に危険が予測される場所を書き込み、地図上で場所を確認しました。
受講者は、避難場所や避難経路、地域住民同士で必要となる対策や連携について議論し、防災意識や技能の向上に努めました。
おいしい料理を作る,ママの料理教室

2月23日(月曜日)ひだまりの丘で親子で一緒に参加できるママの料理教室が開催され、町内の親子など18人が参加しました。
料理教室では、ゆかりしらすおにぎりをはじめ、パンケーキなど主食からデザートまで5品の料理を作りました。料理のお手伝いのできる子どもは、おにぎりを形づくる作業など、一緒に料理をして楽しい時間となりました。
完成したあとの試食会では、参加者がおいしい料理でお腹がいっぱいになり、満足した笑顔を見せてくれました。
学習成果を発表,生涯学習まつり

2月28日(土曜日)まほろばホールで生涯学習まつりと文化講演会が行われました。
午前に開催された生涯学習まつりでは「ふれあい」「学びあい」「集いあい」をテーマに行っている、まほろば大学の成果発表が行われました。午後の文化講演会では、貴乃花部屋女将の花田景子さんが「支える、育てる~女将という仕事~」と題して、貴乃花親方の横綱時代の話しを交えながら、褒めることや叱ることの大切さなどを話しました。
参加した556人の来場者からは「相撲界の厳しさ、人を育てることの難しさなど改めて痛感しました」と感想がありました。
囲炉裏端を囲む,七ツ森周辺の民話

3月14日(土曜日)旧宮床伊達家住宅でボランティアグループ「お話わくわく」による民話語りが行われ、参加した45人は囲炉裏端を囲んで耳を傾けました。
ひな人形展示期間の行事として行われたこの会では、七ツ森周辺で語り継がれてきた「宮床のカジカ」や「菜っ葉漬け持ってきてけろ」などの民話を、6人の話者が解説を交えながら、わかりやすく語っていました。
参加者は、振舞われた温かい甘酒を片手に、独特の調子で語られる民話を懐かしそうに聞き、ひな人形を見ながら思い出話に花を咲かせていました。
希望に満ちた明日へ,中学校卒業式

3月7日(土曜日)大和中学校と宮床中学校で卒業式が行われ、町内の生徒258人(大和中176人・宮床中82人)が、慣れ親しんだ学び舎を巣立ちました。
大和中学校では、体育館の扉が開くと、堂々とした面持ちの生徒が、学校生活の思い出を噛みしめながら入場しました。生徒たちは校長先生から卒業証書を受け取り、将来の夢に向かって、それぞれの道へと歩みだしました。
卒業式の最後に「大地讃頌」を歌うと、互いに励まし、競い合った仲間たちとの思い出に、目に涙を浮かべている生徒もいました。
感謝の気持ちを胸に,小学校卒業式

3月18日(水曜日)町内の小学校で卒業式が行われ、241人の児童が6年間の学校生活を終え、新しい世界へ羽ばたきました。
吉田小学校では、在校生の鍵盤ハーモニカやリコーダーの曲に合わせて卒業生16人が入場すると、参加者から大きな拍手が送られました。卒業生が卒業証書を受け取り「別れのことば」ではお世話になった地域の方々や先生、家族への感謝の言葉が述べられました。
最後のホームルームでは、先生と卒業生は再会を誓い、笑顔でさようならの挨拶をしました。
更新日:2024年03月01日