ボイス 西から東から-平成27年6月号
(広報たいわより抜粋)
地域安全を目指して,交通安全出動式

5月11日(月曜日)大和町役場駐車場で春の交通安全県民総ぐるみ運動出動式が行われました。
この運動は「子供と高齢者の交通事故防止」を基本とし、地域住民に交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を呼びかけるなど、交通ルールを守れば安全が確保される交通環境づくりを推進するもので、5月11日(月曜日)~20日(水曜日)まで実施されました。
大和警察署の吉田貴署長はあいさつで「皆さんには地域の交通安全のリーダーとして交通安全をうったえ、町内から悲惨な交通事故を1件でも減らせるようにこの運動に取り組んでもらいたい」と話しました。
創造力を身につける,発明クラブ開講

4月25日(土曜日)まほろばホールで少年少女発明クラブの開講式が行われました。発明クラブは今年で9年目となり、25人の児童が年間19回の創作活動を行っています。
開講式後に行われた1回目の創作活動では、光る車を作りました。作る過程には、子どもたちがパーツのつけ方や飾りを自由に選べるところがあり、出来上がった車からは、それぞれの個性がみられ「家に帰ったら改造しよう」という声も聞こえました。
五十嵐正利会長は「子どもたちには、このクラブを通してもの作りを身に付けて、将来に役立ててほしい」と話していました。
豊作を願って,「梵天ばやい」

5月1日(金曜日)船形山神社で宮城県の無形民俗文化財に指定されている「梵天ばやい」が行われました。
金銅の菩薩立像では東北最古のものといわれている「御神体」を開帳し、御神体の湿り具合で今年の天候と作柄を占います。また、長さ2メートルほどの青竹の先にたくさんの紙垂を飾った梵天を奪い合う勇壮な祭りでもあり、その激しい奪い合いに周囲からは声援が送られました。
禰宜(ねぎ)の吉田清秀さんは「御神体は乾いていた。一年間穏やかな気候で作柄もよいのではないか」と話していました。
清々しい空気に包まれて,大森山(笹倉山)山開き

5月8日(金曜日)七ツ森の主峰大森山(笹倉山)が山開きを迎え、御門杉登山口には約60人の登山客が集まりました。
清々しい空気と美しい新緑に囲まれて、岩や木の根を足場にした道を植物観察や会話を楽しみながらゆっくりと登りました。頂上付近の国見崎展望台では、多くの登山客が足を止め、そこから見える景色を楽しみながら、休憩や記念撮影する姿が見られました。
今年で4年続けて登っている三嶋忠彦さん(もみじケ丘二丁目)は「今年は天気もよくて足元が滑らなかった。それに道も整備されているから登りやすい」と笑顔で話していました。
水面に元気な稚魚,吉田川に鮎を放流

4月12日(日曜日)鳥屋八幡神社の「鳥屋神輿」が開催されました。
5月17日(日曜日)鳴瀬吉田川漁業協働組合が吉田川に鮎の稚魚200キログラム(約25000匹)を放流しました。
鮎は川と海を行き来する魚で、春になると海から遡上してきます。平成23年3月に発生した東日本大震災による河口部の環境変化の影響があったからか、吉田川の鮎の個体が減少しているそうです。
鳴瀬吉田川漁業協働組合の佐藤寿支部長は「今回の放流で、減少した鮎の個体が増えればうれしい。放流だけでなく川をきれいな状態にすることも重要なので、地域の方々や釣りを楽しむ人などの協力が必要」と話していました。
快晴に恵まれた,古城跡探索会

桜の花が満開となった4月18日(土曜日)まほろばまちづくり協議会主催で麓城・八谷館・鶴巣館の古城跡の探索がありました。
これらの城跡には、本丸跡や二の丸跡が残っており、そこに立って故郷を望むと、心が引き締まるような厳(おごそ)かさを感じました。探索会では、城から「のろし」をあげて味方に伝達したことや黒川の地の要塞としての城の役割も知ることができました。
身近にあるすばらしい城跡の視点からまちの歴史文化を考えることができ、もう一度登ってみたいと多くの参加者が話していました。
紙粘土でオリジナル,マグネット作り

5月16日(土曜日)もみじケ丘児童館でオリジナルマグネット作りに、20人の児童が参加し、世界に一つのマグネットを作りました。
飾り付けに用意された紙粘土は4色で1人1色でしたが、友達と交換したり、分けたりして2色の作品を作ったり、混ぜて新しい色を作る子もいました。出来上がったマグネットは星や花、キャラクターなどいろいろな形で、すてきな作品になりました。
最後の感想で子ども達は「楽しかった」「自分のマグネットが作れてよかった」と話していました。
更新日:2024年03月01日