ボイス 西から東から-平成29年3月号
学校・地域・家庭が連携協働教育報告会

2月8日(水曜日)役場3階会議室で協働教育成果報告会が行われ、各学校や団体が今年度の取り組みを発表しました。
町では、協働教育コーディネーターさん、ボランティアさん、地域住民の皆さんの協力を得て、子どもたちの育ちと親の学びを支える事業を展開しています。
今年度、各学校では、農業体験や職場体験学習、奉仕活動などを実施し、子どもたちは食の大切さや働くことの意味を学びました。また、ジュニアリーダーや大和っ子未来塾で、学校や年齢の枠をこえてリーダーとしての資質を養いました。
親の学び塾や子育て講座などは子育て世代が語り合える場や地域住民との交流を深める機会を提供しており、成果報告を聞いた協働教育推進協議会高橋委員長は「生きるための基本を教える素晴らしい取り組みなので、今後も協力をお願いします。」と話しました。
山の神神社で小さなどんと祭

1月14日(土曜日)山の神神社(向原)の境内に地域の方が集まって、どんと祭を開きました。
このどんと祭は、向原地区組合が主催となり、氏子会の協力を得て、約35年前から開催されています。境内でそれぞれの家から持ってきた正月飾りやミニ門松などを炊いた後、来場者には豚汁が配られ、冷えたからだを温めました。
向原地区菅原組合長は「人手が少ないので、準備するのが大変ですが、今後もこの伝統を残していけるように、負担の少ない運営を考えていきます」と話していました。
高齢者の事故を防ぐ交通安全講習会

1月19日(木曜日)中野老人クラブ(むくげの会)が高齢者の自動車運転講習会を開催し、65歳以上の地域の方、27人が参加しました。
この講習会は、高齢者の交通事故がテレビや新聞で取り上げられることが多くなったことを受けて、事故の加害者にも被害者にもならないため開催され,運転マナーや交通ルールの確認を行いました。
講師の大和警察署宮床駐在所の湯本寛之さんは「自分は運転がうまいと思っていても、視力や反応の衰えで事故を起こしてしまうことがあるので、体の変化に気をつけないといけない」と参加者に注意を促しました。
会場に笑いの渦「魅知国たいわ寄席」

1月21日(土曜日)まほろばホールで「魅知国たいわ寄席」が開催され、午前の部、午後の部ともにチケットは完売し、196人が来場しました。
「魅知国たいわ寄席」は大和町で開催されるようになって4回目を迎え、今年はあどばるーん(漫才)、六華亭遊花(東北弁落語)、一矢(相撲漫談)、三遊亭金遊(落語)が会場は笑いの渦に包まれました。
来場者の大半が「魅知国たいわ寄席」を見に来た経験があり、その面白さから何度も訪れています。寄席が終わると来場者は「面白かった」「また来たい」と感想を話しました。
大和町児童支援センター開館1周年イベント

1月21日(土曜日)大和町児童支援センター(ひだまりの丘内)で、開館1周年記念イベント「赤ずきんちゃんの人形劇となにがでるかおたのしみの会」が開催され、59人の親子が参加しました。
布でできた温かみのある人形で、日ごろ絵本で親しんでいるストーリーがいきいきと繰り広げられ、集まった親子は劇に引き込まれていました。
また、獅子舞踊りも披露され、会場を練り歩く獅子舞に驚いて泣いてしまう子もいましたが、頭を向けて厄払いをしてもらう子もいて会場は大いににぎわい、大人も子どもも表情豊かに楽しい時間を過ごしていました。
安心して料理の勉強ママの料理教室開催

1月23日(月曜日)鶴巣教育ふれあいセンターで子育てママの料理教室が開催されました。
ママの料理教室は、食を通して地域の健康づくり活動をしている「食生活改善推進員さん」が子育てママを対象に開催しています。料理をしている間お子さんは託児ボランティアさんが見ていてくれるので、安心して新しいメニューや時短メニューを教えてもらうことができます。
参加者からは「野菜嫌いな子どもも工夫次第で食べてくれることがわかった」「とても楽しく学べました」などの感想がよせられました。
原阿佐緒記念館で企画展

宮床出身の女流歌人、原阿佐緒の生家を復元し、ゆかりの品々を一般公開している原阿佐緒記念館では、企画展「書簡往来~手紙の中の人~」も開催されており、阿佐緒が家族、友人そして短歌の道で知り合った仲間たちと交わした貴重な書簡を見ることができます。
また、桃の節句にあわせて、阿佐緒が幼少期に親しんだと伝えられている雛人形を展示しています。6段のひな壇には、27体の人形が並べられ、小さな飾り付けからも歴史を感じることができます。
展示期間はどちらも4月2日(日曜日)までです。ぜひあしを運んでみてください。
更新日:2024年03月01日