ボイス 西から東から-令和元年9月号
扇畑利枝歌碑除幕式 原阿佐緒記念館
7月25日(木曜日)郷土の歌人原阿佐緒の顕彰に大きく貢献した歌人扇畑利枝さん(故人)の歌碑除幕式が原阿佐緒記念館で行われました。
今回の歌碑建立は、東北アララギ会『群山』が寄附を募り行われたもので、除幕式には代表の皆川二郎さん(第二十回原阿佐緒賞選考委員・まほろば大学『短歌教室』講師)をはじめ、関係者約40人が出席しました。
記念館の庭に原阿佐緒の歌碑と見つめあうように建てられた歌碑の完成を見届け、関係者は扇畑さんと原阿佐緒、2人の思い出話に花を咲かせていました。
歌碑には扇畑さんの作品〈草蘇鉄の末枯れしさまも思ひ沁む雪来る前の阿佐緒の生家〉が刻まれています。
祝百歳!おめでとうございます
8月12日(月曜日)吉岡在住の佐々木とくゑさんが、満100歳を迎え、家族とともに長寿を祝いました。
とくゑさんは、6人兄弟の長女として大郷町で生まれ、農業や家業である建設業の手伝いをし、子5人、孫12人、ひ孫14人、玄孫1人の家族に恵まれました。野菜作りや折り紙を趣味とし、全国を夫婦で旅行したことが思い出と話していました。
長男の光児さんは「丈夫に長生きしてくれてありがとう」ととくゑさんに語り掛け、百寿を祝いました。
キレイな道路を 道の日
8月9日(金曜日)「道の日」クリーンキャンペーンの出発式が大和町役場で開催されました。
昭和61年建設省(現国土交通省)が、日本で最初の近代的道路整備計画がスタートした8月10日を「道の日」と定めました。また、8月は「道路ふれあい月間」にもなっており、毎年全国各地でさまざまなイベントが開催されています。
当日大和町では、大和・大衡地域工事安全協議会の8社による、吉岡・宮床・吉田地区の道路を中心とした清掃活動が行われました。
少年リーダーの自覚 大和っ子未来塾
7月26日(金曜日)から3日間、町内の小学5・6年生24人が「大和っ子未来塾『志津川体験学習』」に参加しました。
未来塾は、自然体験や集団生活をとおして交流を深めながら、少年リーダーとしての基礎を学ぶものです。活動のサポートには、ジュニア・リーダーの中高生も参加しました。
子どもたちは、いかだ作りや野外炊飯など、自然とふれあう活動に参加者同士で協力し、最終日の解散式では、頼もしくなった表情をみせてくれました。
夏越のまつり 輪くぐり
7月31日(水曜日)夏越の伝統行事「輪くぐり」が開催され、吉岡八幡神社が多くの参拝者でにぎわいました。
輪くぐりは毎年7月31日に行われる夏の大祭で、家の形を模してかやで作られた茅ちの輪を、正面より左側から右側へ8の字のように3度くぐりぬけることで、からだの隅々まで無病息災や家内安全にご利益があると伝えられています。数字の8は末広がり、3は何事三度に由来するといわれています。
神社では、家族連れなどが願いを込め、8の字を描いてくぐりました。
「あさいな」で奉仕活動 米海兵隊員
8月2日(金曜日)支援施設「あさいな」で、王城寺原演習場で訓練を実施したアメリカ軍海兵隊の隊員約25人が奉仕活動を行いました。
施設の芝生の張替えやビニールハウスの整備などの奉仕活動を行い、活動後には、施設利用者との交流会が開催され親睦が深められました。
隊のチャップス牧師は「20年以上も歓迎をありがとうございます。今日は地域の一員として作業を行いたいです」と活動への思いを話してくれました。
仙台地区大会開催 少年の主張

7月17日(水曜日)、第40回少年の主張仙台地区大会がまほろばホールで開催され、13市町村の代表14人が、未来への希望などをテーマにした意見発表を行いました。
町からは、宮床中学校3年の千葉小羽音さんが「夢を語れる世の中へ」と題し、大和中学校3年の菅原あいさんが「いつも笑顔で」と題しそれぞれが発表を行いました。
大村審査員長は「発表全体をとおして自分自身の成長が伝わってきました。これは、聴衆も優れた本を読むことと一緒で、成長することができる経験となります」と講評しました。
更新日:2024年03月01日