たいわデイズ ものがたりは日常で生まれる-令和3年6月号

更新日:2024年03月01日

天をめぐり勇壮に奪い合う

白い衣装に身を包んだ神主が、青竹に紙垂を飾り付けた梵天を掲げている様子を見ている参加者たちの写真

 5月1日(土曜日)宮城県無形民俗文化財に指定されている「梵天ばやい」が3年ぶりに船形山神社で行われました。
 例祭では、金銅の菩薩立像では東北最古といわれている「御神体」を開帳し、その湿り具合で今年の天候と作柄を占い、豊作を祈願します。今年は、「天気は悪くなく、不作にはならない」という見立てがされました。
 開帳後、長さ2メートルほどの青竹の先に紙垂を飾った、梵天を奪い合う、勇壮な「梵天ばやい」が行われ、勝ち取った梵天は、切り分けられ各集落の田んぼに飾られます。

南川ダムへニジマス放流

ビニールの筒を通ってダムにニジマスが放流されている様子の写真と放流されるニジマスの写真

 5月2日(日曜日)鳴瀬吉田川漁業協同組合が、南川ダムへのニジマスの放流を行いました。
 放流は、釣り愛好家たちに釣りを楽しんでもらいたいという思いから30年以上続けられ、当日は、ニジマス約230キログラムが放流されました。釣り人たちは放流された、生きの良い魚を釣り上げていました。
※ 魚を釣るためには「遊漁承認証」が必要となります。承認証は、南川ダム資料館などで取り扱っています。

祝百歳!伊藤つよさん

自宅の一室で、ソファーに座って花束を抱えている百歳を迎えた女性と、隣に座って表彰状を持った女性、後ろに立って記念品を持っている家族の記念写真

 4月16日(金曜日)伊藤つよさんが満100歳を迎え、家族と長寿を祝いました。
 つよさんは、10人兄弟の三女として吉岡に生まれ、結婚後は家族で菓子製造業を営みながら子4人、孫4人、ひ孫3人の家族に恵まれました。夫が亡くなった後は、化粧品販売の仕事を生きがいにしながら、お子さんを育てあげたとのことでした。
 ご家族は「食べることが大好きなので、おいしいものを食べて笑顔の絶えない日々を送ってほしい」と話していました。

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