大和町「まほろば百選」 宮床伊達家廟所

更新日:2024年03月01日

宮床伊達家廟所(みやとこだてけびょうしょ)

歴史を感じる宮床伊達家累代を祀る墓所

大義山覚照寺(かくしょうじ)は、寛文6年(1666)伊達家一門の伊達宗房が生母のために創立したもので、慶雲寺と称した。後に伊達吉村が殿堂を造営し、寺号を覚照寺に改めた。境内には伊達家累代の墓があり、これを御廟(ごびょう)と称しています。

この廟も吉村によって造営されたが、その後に(四代村嘉以降)拡張整備され、二代以下は隣接して別の一郭の墓地を築き、その他一族の夭折者(ようせつしゃ)の墓地、さらに初代関係者の分の南を拡張した墓地と、全体が三ブロックで構成され、それぞれが桝形の囲いと屈折した道により独特の環境を造り出しています。

(まほろば百選~未来への伝言~第一刊《史跡・名跡編》より)

仙台藩主となった吉村が建てた廟所に父宗房公も大変満足であったと思います。

右に宮床伊達家廟所案内板、左に杉の並木がある写真

案内板の奥には杉の並木があり、厳かな雰囲気です。

左右に木々があり、平な区画にある宮床伊達家廟所累代の墓所

屈折した道を進むと開けた区画に宮床伊達家累代の墓が並び、その歴史が感じられます。

宮床伊達家廟所墓所にある一列に並んだ墓

この墓所には宮床伊達家二代以下との墓が並んでいます。

木々を背景に真ん中にある宮床伊達家廟所伊達宗房の墓

宮床伊達家 初代宗房の墓は二代目以降の墓所に隣接した別の一郭にあります。

仙台藩5代藩主伊達吉村により以前は霊屋が建てられていましたが、長い年月とともに廟建築はすべて失われています。

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