大和町「まほろば百選」 八谷館跡

更新日:2024年03月01日

八谷館跡(はちやたてあと)

八谷館は、南北に細長い丘陵の尾根を長さ約130メートル、幅約25メートルにわたって削平し、南に高く北に低い上下二段の平場を造ったものである。

八谷城/東西十八間、南北三十八間/東西に十八間、南北に十六間地形あり、古城主八谷冠者、永禄年中まで居住と申し伝え候。又説には八谷越前守と申す者、天正年中(16世紀)まで居住とも申し伝え候。『仙台藩古城書上』

この遺跡も御所館と同じく、自動車道によって北側の三分の一が破壊されるところから、昭和47年10月以降、約半年の月日をかけて、宮城県教育庁文化財保護課の手で発掘調査が行われ、その概要が明らかにされるにいたった。

(まほろばまちづくり協議会 まほろば百選~未来への伝言~第1刊《史跡・名跡編》より抜粋)

満開の桜が咲いている八谷館跡の写真

大和町からのコメント

複雑な起伏の史跡を巡り、古(いにしえ)の城を想像しながら先人達が観た風景に思いを馳せてみてはいかがでしょう。

地図

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