鳥屋八幡古墳

更新日:2024年03月01日

郵便番号

981-3412

所在地

宮城県黒川郡大和町鶴巣鳥屋字天ケ沢山1番地の1ほか(鳥屋八幡神社西側山中)

【宮城県指定史跡】 鳥屋八幡古墳(2基)

昭和43年12月13日指定

 鳥屋八幡古墳は、鳥屋の集落を見下ろす丘陵の斜面を削ったり土を盛ったりして造られた墓(古墳)で、平面形が円形の円墳であり、2基が確認されています。昭和41・42年には発掘調査が行われ、その内容が明らかにされています。

 1号墳は、直径約18メートル、高さ約3〜4.5メートル、2号墳は、直径約14メートル、高さ約1.2〜3.4メートルです。

 いずれも内部は遺体を安置する部屋と外へ通じるトンネルが石を組み合わせて造られています(横穴式石室)。その部屋や入口付近からは、葬られた人にそえられたと思われる装身具(琥珀玉)や食器(土器)などが発見されています。これらの古墳は、古墳時代の後期(およそ1,300年前頃)に造られ、当時の有力者が葬られたものと考えられています。

小高い丘に石垣で作られた道があり、内部を封鎖するため赤いフェンスが設置してある写真

1号墳

中央の赤い格子戸の部分が石室の入口

(格子戸から手前の石垣は現代の構造物)

地図

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