たいわデイズ ものがたりは日常で生まれる   -令和6年6月号

更新日:2024年06月01日

雄々しく梵天を奪い合う

   

 5月1日(水曜日)に宮城県の指定無形民俗文化財「船形山神社の梵天ばやい」が船形山神社で行われました。
 社殿を境内の入口付近に移して初めての開催となった会場には、町内外から50人以上が集まりました。「御神体」である金銅の菩薩立像が開帳された後、長さ2mほどの青竹の先に紙垂を付けた梵天を宮司が投げると、参加者で奪い合う「梵天ばやい」が行われました。
 勝ち取った梵天は小さく切り分けられ、田んぼの水口に立てると豊作に恵まれるといわれています。

中学生が志を学ぶ

 4月21日(日曜日)にひとづくりプロジェクト「志まなび塾」の開講式をまほろばホールで行いました。
 志を高めたいという意欲を持つ町内の中学1年生が集い、「國恩記」をはじめとした町内外の歴史や文化、産業などを学び、より高い「志」を育む研修を全9回行う予定です。
 開講式の後には、レクリエーションなどをとおした仲間づくり活動を実施しました。参加した塾生たちは、期待と緊張が入り混じる中、交流を深めて活動への期待を膨らませていました。

建設中の橋を見学

 4月25日(木曜日)に(仮称)下草橋の現場見学会を行い、黒川高等学校の生徒や、東北大学生、建設関係者など50人以上が集まりました。
 工事の説明を聞いた参加者は「メンテナンスをしなくても良い橋は魅力的」「普段みることができない箇所を見ることができて良かった」と話していました。
 この工事は3月から着工したもので、この橋が架かることにより、鶴巣から吉岡までの交通の利便性向上や、鶴巣・落合地区での渋滞の緩和などが期待されます。

地域の協力で農業体験

 

 5月16日(木曜日)に吉田小の4、5年生17人が学習田で田植えを行いました。
 当日は、地域の方から指導を受けながら苗を植え、冷たい土の感触に驚く声や、田んぼの生き物に喜ぶ声が響きました。吉田小では、地域や保護者の協力を得ながら、苗の生育状況を観察し、今後は田んぼの除草作業、稲刈り、脱穀などを行います。
 参加した児童は「収穫感謝の会で、このお米で作った餅を食べるのが楽しみ」と笑顔で話しました。

子ども神輿が地域を巡る

 

 4月21日(日曜日)に子ども神輿が鶴巣鳥屋を巡行しました。
 この巡行はPTAが主体となり、地域ぐるみで実施されているもので、五穀豊穣や災厄除けのために2歳から小学5年生までの16人が地域の家々を巡りました。
 参加した子どもたちは「神輿を引くのは疲れるけど、地域の人がお菓子をくれるからうれしい」「太鼓を叩くのが楽しい」と額に汗をにじませながら、笑顔で話していました。

 ジュニア・リーダーが子ども会をサポート

 5月12日(日曜日)に「もみじケ丘二丁目子ども会新入生歓迎会」がもみじケ丘二丁目会館で開催され、ジュニア・リーダーサークル「五ツ森」のメンバー4人がサポートで参加しました。
 ジュニア・リーダーは、町内の中高生で構成される青少年ボランティアのことで、当日は新入生と上級生が親睦を深めるためのレクリエーションを行いました。
 参加した子どもたちは「教えてくれたレクリエーションが楽しかった」「もっとたくさん遊びたかった」と元気な声で話してくれました。

祝百歳!高橋タリ子さん

 

 5月12日(日曜日)に高橋タリ子さん(吉田)が満100歳を迎え、家族と長寿を祝いました。
 タリ子さんは、6人兄弟の末っ子として吉田で生まれ、子3人、孫7人、ひ孫9人の家族に恵まれました。結婚後は夫婦で食品雑貨や衣類の販売店を営み、近くに住む姉2人とオシャレを楽しんだり、買い物や旅行に行くなど、忙しいながらも楽しい日々を過ごしていたそうです。
 ご家族は「これからも日々笑顔で過ごしてほしい」とタリ子さんへメッセージをおくりました。

この記事に関するお問い合わせ先

総務課
〒981-3680
宮城県黒川郡大和町吉岡まほろば一丁目1番地の1
電話番号:022-345-1112
ファックス番号:022-345-4852
お問い合わせはこちら