たいわデイズ ものがたりは日常で生まれる -令和6年9月号
仲間と過ごした3日間
7月24日(水曜日)からの3日間、「大和っ子未来塾『松島体験学習』」を松島自然の家で実施し、町内の小学5、6年生18人が参加しました。
未来塾は地域の少年リーダーを育成することを目的とし、ジュニア・リーダーのサポートのもと実施しています。子どもたちは、いかだ作りやキャンドルサービス、野外炊飯などの自然体験や集団生活をとおして、少年リーダーとなるための技術や知識、心構えを学びました。
解散式では、3日間の学習をとおして、一段と頼もしくなった参加者の姿を見ることができました。
願いを込めて輪をくぐる
7月31日(水曜日)に夏越の伝統行事、輪くぐりが吉岡八幡神社で開催されました。
輪くぐりは毎年7月31日に行われ、家の形を模してかやで作られた茅の輪を、正面より左側から右側へ8の字のように3度くぐり抜けることで、からだの隅々まで無病息災や家内安全にご利益があると伝えられています。数字の8は末広がり、3は何事三度に由来するといわれています。
輪くぐりをした参拝者は「家族みんながずっと健康に暮らせるように、願いを込めてくぐりました。ご利益があると嬉しいです」と話していました。
ランバイクで颯爽と走る
7月7日(日曜日)にランバイクレース「タイワチャレンジカップ」が役場駐車場で開催されました。
ランバイクとは、ペダルが無い自転車で、足で地面を蹴ることで進み、2歳から乗ることができる乗り物です。今回のレースには、県内外の2歳から5歳まで85人がエントリーしました。
レースに参加したお子さんの保護者は「ランバイクレースが大和町で開催され、子どもも喜んでいます。今後もこの大会が続いてほしいです」とお子さんと共に笑顔で話していました。
感動のまほろば夢ステージ
7月27日(土曜日)にまほろば夢ステージ「森山良子コンサートツアー my Story 2024」をまほろばホールで開催しました。
コンサートでは、華やかで繊細な切り絵を背景に「涙そうそう」や「さとうきび畑」をはじめとした数々のヒット曲が披露されました。観客はそのメロディーと歌声に魅了され、時には涙を拭う姿も見受けられました。
鑑賞を終えた観客は「とても感動的なコンサートで、トークもすごく面白かったです。挑戦を続ける森山良子さんの姿を見て、自分ももっと頑張ろうと思いました」と話していました。
子どもたちが将棋を学ぶ
7月29日(月曜日)、8月9日(金曜日)、19日(月曜日)の3日間「まほろば子ども将棋教室」をまほろばホールで開催しました。
教室では日本将棋連盟棋士六段の熊坂学さんを講師に招き、小学生8人が将棋を学びました。子どもたちは実際に駒を触りながら、駒の動かし方から始まり、さまざまな戦法を学びました。
参加した子どもは「家で将棋をやっているので、強くなりたくて参加しました。いつも父親に負けるので、教えてもらった戦法を使って勝てるようになりたいです」とはずんだ声で話していました。
大和と富谷でお祭りを楽しむ
8月3日(土曜日)に「パル&ハーモニー夏祭り」がふれあいの杜で開催されました。
この祭りは、パルタウン大富6町内会とハーモニータウン杜のまち5町内会の合同で開催されたもので、町内会住民相互の親睦を深め、地域の活性化を目的にしています。
当日は小野っ子太鼓や地元小学生のよさこいソーラン、みやぎびっきの会によるライブなどさまざまな団体によるステージ発表がありました。また、会場内には多くのキッチンカーや出店が並び、大勢の人が料理やゲームを楽しみました。
宮床ダムの貯蔵酒を初蔵出し
7月4日(木曜日)に宮床ダム貯蔵酒の初蔵出しが行われました。
宮床ダムの監査廊は、年間を通して10度程度の温度に保たれており、日本酒とワインの貯蔵に適しているため、令和5年から大和蔵酒造の日本酒と了美ヴィンヤード&ワイナリーのワイン合計700本が貯蔵されています。
今回、日本酒とワインの合計72本が初蔵出しとなり、事業者は「町の水と米で作ったお酒を、町内のダムで保管することで、どのような味わいになるのか楽しみです。5年先、10年先もこの取り組みを続けていきたいです」と話しました。
更新日:2024年08月30日