(趣旨)

第1条　この規程は，大和町農業集落排水処理施設の分担金に関する条例(平成18年大和町条例第22号。以下「条例」という。)第13条の規定に基づき，条例の施行に関し必要な事項を定めるものとする。

(用語)

第2条　この規程において使用する用語は，条例において使用する用語の例による。

(一時使用)

第3条　条例第2条ただし書の一時使用とは，建物の所有を目的としない地上権又は使用貸借若しくは，賃貸借による権利に係る使用で，その契約に存続期間の定めのないもの又は存続期間が10年未満のものをいう。

(受益者の申告)

第4条　条例第6条の規定により公告された賦課対象区域内の土地に係る受益者は，町長の定める日までに農業集落排水事業受益者申告書(様式第1号)を町長に提出しなければならない。この場合において，地上権等を有する者が受益者となったときは，当該土地の所有者と連署して提出しなければならない。

(分担金の通知)

第5条　条例第6条第3項の規定による納付すべき分担金の額及び納付期日の通知は，農業集落排水事業受益者分担金決定通知書(様式第2号)による。

(分担金の納付)

第6条　条例第7条の規定による分担金の納付は，農業集落排水事業受益者分担金納付通知書(様式第3号)による。

(過誤納金に係る取扱い)

第7条　町長は，受益者の過誤納に係る分担金，督促手数料及び延滞金(以下「徴収金」という。)があるときは，遅滞なく還付しなければならない。

(繰上徴収)

第8条　町長は，既に分担金の額の確定した受益者が次の各号の一に該当するときは，納期の到来前であってもその納期限を繰り上げて分担金を徴収することができる。

(分担金の徴収猶予)

第9条　条例第8条の規定により分担金の徴収の猶予を受けようとする受益者は，農業集落排水事業受益者分担金徴収猶予申請書(様式第5号)を町長に提出しなければならない。

(分担金の徴収猶予の取消し)

第10条　町長は，前条第2項の規定により分担金の徴収の猶予を受けた受益者について，徴収の猶予を継続することが適当でないと認めるときは，その徴収の猶予を取り消し，その猶予に係る分担金を一時に徴収することができる。

(分担金の減免)

第11条　条例第9条第2項の規定により分担金の減免を受けようとする受益者は，農業集落排水事業受益者分担金減免申請書(様式第8号)を町長に提出しなければならない。この場合において，町長は，必要があると認めるときは，減免を受けようとする理由を証明する書類，その他必要な資料を添付させることができる。

(受益者変更の申告)

第12条　条例第10条の規定による受益者の変更があった場合の届出は，農業集落排水事業受益者変更申告書(様式第10号)による。

(納付管理人の申告)

第13条　受益者は，町内に住居又は事業所等を有しない場合は，分担金納付に関する事項を処理させるため，町内に居住する者のうちから納付管理人を定め，農業集落排水事業受益者分担金納付管理人申告書(様式第11号)を町長に提出しなければならない。納付管理人を変更し，又は廃止した場合も同様とする。

(住所等変更の申告)

第14条　受益者は納付管理人が住所又は事務所を変更したときは，遅滞なく農業集落排水事業受益者分担金受益者(納付管理人)住所等変更申告書(様式第12号)を町長に提出しなければならない。

(不申告等に係る認定)

第15条　町長は，この規程の規定により申告すべき事項について申告のない場合，又は申告内容が事実と異なると認めた場合においては，申告によらないで認定することができる。

(委任)

第16条　この規程に定めるもののほか必要な事項は，別に定める。