ポリファーマシーについて

更新日:2024年03月01日

ポリファーマシーとは

 ポリは「たくさん」、ファーマシーは「薬」を意味し、ポリファーマシーとは「必要以上に薬が処方されている状態」あるいは「不必要な薬が処方されている状態」を指します。単に服用する薬の数が多いことではありません。副作用を起こす可能性が高くなったり、服用できず薬が残ってしまい、医療費が高騰するという問題も起こってきます。

なぜ薬が増えるの?

 多くの病気や体調不良などで複数の医療機関や診療科を受診することにより、処方された薬全体の把握や管理が難しくなることから、それぞれで似た成分の薬を処方されることがあります。

ポリファーマシーを防ぐためには

  • 医療機関を受診する際には、お薬手帳を持参しましょう。
  • お薬手帳は1冊にしましょう。
  • かかりつけ薬局を持ちましょう。
  • 薬を飲んでいて気になる症状(ふらつき、めまいなど)があった場合には、必ず医師や薬剤師に相談しましょう。

お薬手帳を複数所持している方へ

 お薬手帳を複数所持している方は、ほかの医療機関で処方された薬との飲み合わせや重複している薬の確認が出来なくなりますので、病院や薬局ごとに手帳を分けずに一冊にまとめて下さい。アレルギー経験等も医師や薬剤師へ正確に伝えることができ、災害などの緊急時の備えにもなります。

この記事に関するお問い合わせ先

町民生活課
〒981-3680
宮城県黒川郡大和町吉岡まほろば一丁目1番地の1
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