(第4回)これからの大和町議会のあり方ゼミナールを開催しました

概要
- 日時:令和4年1月23日(日曜日)午後2時00分から
- 会場:大和町役場 3階 第1・2委員会室
- 参加者:議長、あり方ゼミナール研究員 計21名
- 講師:東北大学大学院 情報科学研究科 准教授 河村 和徳 氏
- ファシリテーター:公立宮城大学 事業構想学群 教授 平岡善浩 氏
- 内容:ワークショップ「あなたが町を変えられる?出来ることを考えよう」
(第4回)これからの大和町議会のあり方ゼミナール
令和4年1月23日(日曜日)に大和町役場3階第1・2委員会室において、(第4回)これからの大和町議会のあり方ゼミナールが開催され、研究員21人が参加しました。
年末の第3回では、「議員になる前」と「議員になった後」の課題を抽出し、分析とまとめを行いました。
新年を迎え第4回のあり方ゼミのテーマは「あなたが町を変えられる?出来ることを考えよう」です。
参加者が年末・年始にかけて思い考えた議会のあり方について、アイデアを出し合い、課題区分ごとに意見をまとめて発表しました。
総合的な課題として「A.家族、地域、会社の理解・協力」と、課題区分BからEの内容について発表を行いました。
- 自己の意欲や知識、能力
- 時間とお金
- 生活や仕事の変化
- 支援者や議会内での関係
発表されたアイデアに、他グループからもアイデアや意見をもらい、グループ間の考えの共有を図り、第5回で議員へ向けて発表する内容を深め合いました。

最後に東北大学大学院河村和徳準教授から講評をいただきました。
河村先生は、「今日の発表の中には、議会に対してだけではなく、町執行部に対してもできる内容もある。
なり手の確保として、議員はくじ引きで決めるのはどうでしょう?地域のためになるでしょうか?
議員には信頼や信用が必要になるが、信頼や信用を得るためには、知っている人であることや資力も必要になってくるのかもしれない。
町内会の会合に家の代表者が出る住民参加をしていると、いつも出てくるおじいちゃんやおばあちゃんが選ばれやすくなる。
議員に立候補する前のプールに若い人や女性などを増やしてトレーニングをするという考え方もある。
大事なことは「少しずつ、より良い形」なのだが、我々は一気に良くしようとするが、一気には変われない。
社会の意識を変えるツボはある。それをどう押せるかを考えてもらいたい。」とお話しされました。

第5回のあり方ゼミナールでは、今までの4回目までに話し合われた「これからの大和町議会のあり方」を町議会議員に向けて発表します。
住民だけのワークショップで考えた議会のあり方とは?議員のなり手の育成に必要な解決策とは?
次回は「私たちの議会」をテーマに実施します。どうぞご期待ください。
ワークショップで出された意見や発表の詳細は、下記資料をご覧ください。
意見がまとまり次第情報を追加いたします。
資料
宮城大学作成前回の振り返り資料 (PDFファイル: 1.2MB)
ワークショップの成果を展示しています
グループワークで発表された内容は、開催状況の写真も交えて役場3階の議会ロビーにて、展示しております。
展示は、役場開庁日8時30分から17時30分までとなります。どうぞご覧下さい。
更新日:2024年03月01日