ボイス 西から東から-平成27年2月号
(広報たいわより抜粋)
1年の思いを込めて,祈るどんと祭

家庭などから持ち寄った正月飾りなどを焼き、御神火にあたることで1年の無病息災・家内安全を祈願する「どんと祭」が1月14日(水曜日)町内各地で行われ、真っ赤な炎が来場者を照らしました。
吉岡小学校の校庭では、おはらいの後に点火された御神火に家族連れなど大勢の地域住民が集まり、正月飾りなどを投げ込み、勢いよく燃え上がる炎を見つめながら、1年の思いを祈願しました。
また、恒例となっている裸参りでは、スポーツ少年団や自衛隊、地区住民が参加し「わっしょい、わっしょい」の勇ましい掛け声のもと、地区内を練り歩きました。
どんと祭に家族3人で来ていた横山和也さん(柴崎)は「初めて町のどんと祭に来ました。今日は、子どもの健康と成長を祈願しました」と笑顔で話していました。
防火の誓い新たに,新春恒例出初式
大和町消防団

1月4日(日曜日)大和町役場で大和町消防団出初式が行われ、幹部団員約100人が参加しました。
昭和30年4月に発足し、本年で60年の歴史と伝統を持つ大和町消防団は災害などから地域を守り、安心して暮らせる地域社会づくりに向けて一致団結しています。
出初式で平渡団長は「近年、大規模な災害が多発し、消防団の活動は多様化している。全団員が一丸となって、町民の期待に充分応えられるよう研鑽を積み、地域の中心的な役割を果たすため、その決意を新たにしてほしい」と訓示を述べました。
黒川消防本部

1月6日(火曜日)黒川地域行政事務組合消防本部庁舎前で黒川消防出初式が行われました。
出初式では総合訓練として、地震発生に伴う車両火災と高所作業員転落事故からの救出救護訓練、消防ポンプ車4台による一斉放水が披露されました。
救出救護訓練では車内に取り残された要救助者を、資器材を使用して救助・救護し、車両火災でも迅速な消火活動が行われました。
黒川郡内の消火・救急活動を担う黒川消防による、火災のない安全・安心なまちづくりのための活動が期待されます。
学力向上と習慣化,ウィンタースクール

町内小中学校では、2学期までの復習や苦手科目の克服など自主学習に取り組むため、冬休みを利用した「ウィンタースクール」が実施されました。
12月24日(水曜日)~26日(金曜日)吉田小学校では、参加した5・6年生の児童9人が学習に励みました。ウィンタースクール用のドリルを使った学習では、国語と算数を各45分間学習し、分からない箇所は友達同士で教え合ったり、先生に聞いたりしていました。
参加した早坂貴くん(峯)は「もっと勉強したいと思って参加しました。少し力が付いたかな」と話していました。
認知症サポーター,養成講座開講

1月15日(木曜日)ひだまりの丘研修室で宮城県老人クラブ連合会主催の認知症サポーター養成講座が行われ、各地区の老人クラブ会員40人が参加しました。
町の地域包括支援センター職員を講師とした講座では、認知症の種類やそれぞれの症状について確認し、DVD視聴を通じて認知症の方への正しい接し方を学んだことで、地域全体で見守る大切さを改めて認識しました。
参加者の中には家族に介護者がいる方もいて、講座で学んだ認知症の方を傷つけない対応に実践する意欲をみせていました。
優美な姿で魅了,白鳥が飛来

毎年、大和町から何千キロメートルも離れたシベリアから越冬のため、白鳥が飛来します。白鳥は、空を飛ぶ鳥の中では最大級の重量があり、寿命が10年以上ともいわれています。
冬になると、落合松坂地区の黒川森林組合近くに農業用ため池として利用されている「直沢ため池」では、多くの白鳥が羽を休めています。敷地内には駐車スペースもあり、家族で気軽に見に行けるので、ぜひご覧ください。
白鳥が生息する環境を保護し、いつまでも優美な白鳥が戻ってこられるようにしましょう。
熱戦・接戦,ドッジボール大会

1月17日(土曜日)もみじケ丘児童館でドッジボール大会が行われ、地域の子どもたち11人が参加して汗を流しました。
子どもたちは、チーム一丸となって試合に挑み、コートいっぱい走り回りました。熱の入った戦いは、第3試合までのはずが、勝負がつかず、第5試合までもつれ込みました。優勝したチームにはチョコレートが飾られた児童館お手製のメダルと賞状が渡され、とてもうれしそうでした。
優勝したチームの福田翔斗くん(もみじケ丘三丁目)は「ドッジボールが得意です。今日は優勝できてうれしい」と話していました。
更新日:2024年03月01日