ボイス 西から東から-平成28年4月号
(広報たいわより抜粋)
地域に相応しい建築プランを提案

2月17日(水曜日)宮城大学事業構想学部デザイン情報学科2年生を対象とした講義の成果発表会が吉岡コミュニティセンターで行われました。
この講義は、実在の地域を対象として地域のニーズや特性を分析し、それらを設計に反映していく建築設計の基礎を演習で学ぶもので、今回は吉岡商店街の空地に「地域の交流機能と宿泊施設を兼ねたコミュニティ施設を設計する」という課題が与えられ、学生は現地調査やこれまで学んだ設計技法をもとに与えられた条件に合った施設の設計プランを検討してきました。当日は、学内での審査を経て選ばれた5つのグループが、建物の模型などを用いて設計プランを発表しました。
発表会は、参加した地元商店街や商工会関係者と学生が、設計の考え方や工夫した点について意見を交わす場面が見られ、実りある成果発表会となりました。
仕事中の事故防止に向けた取り組み

2月18日(木曜日)町民研修センターでシルバー人材センターが安全就業推進大会を開催し、安全祈願の祈祷や安全就業標語の発表、講演などを行いました。
シルバー人材センターは、安全適正就業対策に力を入れており「草刈機械取扱い講習会」「植木剪定講習会」「安全運転講習会」などを行い仕事中の事故防止に努めています。
安全就業標語で最優秀賞に輝いた「ハッとした経験活かしゼロ災害」を考えた紀ノ國武男さん(もみじケ丘二丁目)は「昔の経験からこの標語を思いついた。皆には標語を思い出して仕事に取り組んでもらいたい」と話していました。
大和すぎのこ保育園でひな祭り開催

3月3日(木曜日)大和すぎのこ保育園のホールでひな祭りが開催され、約130人の園児が参加しました。
ホールには、ひな人形が華やかに飾られ、先生が人形の名前を園児に問いかけると、大きな声で「お雛さま」「五人囃子(ばやし)」と答えました。
また、園児がクラスごとにシールやねんどで作った雛人形の発表やパネルシアターが行われ、園児はひな祭りを楽しみました。
この日は、ちらし寿司やお吸い物などひな祭りに合わせた給食が用意され、子どもたちは口いっぱいにほおばり、ひな祭りを味わいました。
祝満百歳!おめでとうございます

3月5日(土曜日)和風園で高橋ハツ子さんの「百歳を祝う会」が行われ、家族や職員をはじめ、たくさんの入所者に祝福されました。
ハツ子さんは福島県相馬市に生まれ、25歳で嫁ぎ、満州で夫と子ども3人の5人で生活していました。終戦後は日本に戻り、更に2人の子宝に恵まれ、5人の子どもたちを立派に育て上げました。
現在は、茶道教室でお茶やおしゃべりを楽しんでおり、リハビリにも積極的に取り組んでいます。
次男の高橋養二さんは「園に入って明るくなった。元気に笑ってニコニコと過ごしてほしい」と話していました。
思い出の1ページ6年生を送る会

温かい風が吹く3月10日(木曜日)宮床小学校難波分校で2・4年生2人と先生による6年生を送る会が行われました。
送る会では、難波分校として最後の卒業生となる澤邉くんと一緒にゲームをしたり、歌をうたったりしました。2年生と4年生の2人が企画・進行したゲームでは、新聞紙を使ったゲームやじゃんけんゲームを行い、6年生に成長した姿を見せました。
今まで下級生の面倒をみてきた澤部大地くんは「すごく楽しかった。2人には宮床小学校でがんばってほしい」と最後まで下級生のことを思いやっていました。
それぞれの道へ町内中学校で卒業式

3月12日(土曜日)町内の2中学校で卒業式が行われ、合計251人(男136人・女115人)が9年間の義務教育を終えました。
宮床中学校では、野末航平さんが答辞で勉強、部活、修学旅行などの思い出を語り、最後には在校生に向けて「この学校の伝統を大事に楽しく笑顔ある学校にしていってください」と言葉を贈りました。
卒業生の大須賀将くんは、4月からの高校生活について「中学校では野球に打ち込んできたけど、高校では大学受験に向けて勉強に力を入れたい」と新たな目標を話してくれました。
たくましい成長見せる町内小学校で卒業式

3月18日(金曜日)町内の6小学校で卒業式が行われ合計265人(男143人・女122人)が6年間過ごした学舎を旅立ちました。
鶴巣小学校では、卒業証書授与の際、児童が一人ひとり自分の夢や、中学校での目標を宣言しました。ステージ上から大きな声で夢を語る様子からは、6年間のたくましい成長を感じることができました。
退場前に卒業生が保護者へ花を贈る場面では、我慢できず大粒の涙を流す児童がいました。退場後に卒業生が互いに励まし、感謝の言葉をかける姿からは絆の深さを感じました。
更新日:2024年03月01日