ボイス 西から東から-平成30年6月号

更新日:2024年03月01日

志を育む教育 「志まなび塾」開講式

円形に配置された椅子に座り、他の人の発表に耳を傾ける中学生たちの写真

 4月22日(日曜日)まほろばホールで、平成30年度ひとづくりプロジェクト(國恩記プロジェクト)「志まなび塾」開講式が行われました。
 今年度で2回目を迎えるプロジェクトでは、志を高めたいという意欲を持つ町内の中学1年生が集い、大和町に残された歴史書「國恩記」から先人が成し遂げた偉業について学ぶとともに、町内外の歴史や文化、産業などの研修をとおして、より高い「志」を育みます。
 今後「志まなび塾」では、7月に県外研修、11月にはともに学んだ仲間との成果発表会を行います。
参加した塾生たちは、期待と緊張が入り混じる中で、研修に対する抱負を語りました。

大和町スポーツ少年団結団式

スポーツ少年団結団式のステージ上で自分たちの活動内容を紹介する選手たちの写真

 5月12日(土曜日)大和町総合体育館で大和町スポーツ少年団の結団式が開催され、町内の14団体約300人の子どもたちが参加しました。
 結団式は年一度開催され、ジャンルが異なるスポーツをする町内の子どもたちの交流の場となっています。
 式では、小野小スポーツ少年団の2人が誓いの言葉を述べ、その後、各団体がステージに登り普段の活動内容を紹介し合いました。

先人の偉業を伝える 國恩記顕彰供養式典

供養式典で顕彰碑に向かい先人の冥福を祈る僧侶と参加者の写真

 4月16日(月曜日)九品寺(吉岡)で國恩記顕彰供養式典が行われ、参加者約50人が顕彰碑の前で先人の冥福を祈りました。
 この顕彰碑は、一昨年公開された映画「殿、利息でござる!」の基となった、國恩記にまつわるもので、藩政時代に生活に困窮した町民の救済に尽力した篤志家たちを忘却することのないように、平成15年に建てられました。
 供養式典後は講話が行われ、映画とは異なる実際の國恩記の史実部分など先人が行った功績について深く語られ、参加者は國恩記への理解を深めようと聞き入っていました。

山の頂を目指して 笹倉(大森)山山開き

登山口の御堂の中に祀られた薬師如来像の写真

 5月8日(火曜日)大森山薬師如来大祭が開催され、約50人の参加者が山頂を目指しました。
 当日は、登山口で無病息災祈願の祈祷と5年に一度の薬師如来像の御開帳が行われました。登山者は頂上の御堂にたどり着くと、新緑の中で静かに両手を合わせ祈願しました。
 展望台からは大和町の自然豊かな風景が広がり、登山者はその景色を眺めながら「また参加したい」と話しました。

七ツ森の湖畔で 花まつり開催

花まつりのステージで両手に扇子を持って踊る女性たちの写真

 4月22日(日曜日)七ツ森湖畔公園で第19回花まつりが開催され、2000人の来場者が集まりました。
 ステージでは、伝統的で勇壮な金取神楽の舞や、すずめ踊り、飛び入りカラオケ大会などの歌や踊りが披露され来場者はその姿に見入っていました。また、会場では地場産品の販売が行われ、町内外からの来場者が買い求めていました。
 来場者は「花の苗のプレゼントや抽選会があり、とても楽しかった。また、来年も訪れたいです」とたくさんのお土産を持ち帰っていました。

ニジマス放流 南川・宮床ダム

ダムで放流されたニジマスを釣り上げる男性の写真

 5月3日(木曜日)南川ダムと宮床ダムで鳴瀬吉田川漁業協同組合がニジマスの放流を行いました。
 放流は、釣り愛好家たちにもっと釣りを楽しんでもらいたいという思いから、約30年続けられています。
 当日は、約2000匹のニジマスが放流され、放流を心待ちにしていた釣り人は、早速釣り糸を垂らし、魚を釣り上げていました。
※魚を釣るためには「遊漁承認証」が必要となります。承認証は、南川ダム資料館などで取り扱っています。

豊作を祈願して「梵天ばやい」

御神体が入っている御堂の横で梵天を振って祈祷する神主の写真

 5月1日(火曜日)宮城県の無形民俗文化財「梵天ばやい」が船形山神社で行われ、約60人が訪れました。
 年に一度の例祭では、「御神体」を開帳し、その湿り具合で今年の天候と作柄を占い、豊作を祈願します。今年は、乾いており「日照に恵まれ、豊作になる」という見立てがされました。
 御開帳後、青竹の先に紙垂を飾った梵天を奪い合う、勇壮な「梵天ばやい」が行われました。勝ち取った梵天は、切り分けられ各集落の田んぼに飾られます。

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