たいわデイズ ものがたりは日常で生まれる-令和5年6月号

更新日:2024年03月01日

勇壮に梵天を奪い合う

太い木を間に挟んで梵天を奪い合っている男性4人の写真

 5月1日(月曜日)に宮城県指定無形民俗文化財「梵天ばやい」が船形山神社で行われました。
 例祭では、金銅の菩薩立像では東北最古といわれている「御神体」を開帳し、その湿り具合で今年の天候と作柄を占い、豊作を祈願します。今年は御神体が乾いており「カンカン照りなほど天気に恵まれ、豊作になるだろう」という見立てがされました。
 開帳後には、長さ2メートルほどの青竹の先に紙垂を飾った梵天を奪い合う、「梵天ばやい」が行われました。勝ち取った梵天は、切り分けられ各集落の田んぼに飾られます。

守ろう交通ルール

駐車場で整列した警察官やスタッフたちの前を行進する警察幹部の写真

 5月11日(木曜日)に春の交通安全県民総ぐるみ運動大和町出動式を大和町役場で開催しました。
 運動は、5月11日(木曜日)から20日(土曜日)までの10日間実施し、地域住民に交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践が広く呼び掛けられました。
 渋谷大和警察署長は「街頭指導で活動が目に触れることはドライバーの安全意識の醸成につながるため、地域の皆さんの力をお借りすることで、1件でも多くの交通事故抑止へ向けてともに取り組んでいただきたい」と出動に際し呼び掛けました。

中学生が志を高める

ホールの一室でテーブルを囲んで話し合いをしているの中学生たちの写真

 4月23日(日曜日)にひとづくりプロジェクト「志まなび塾」の開講式が、まほろばホールで行われました。
 プロジェクトは、志を高めたいという意欲を持つ町内の中学1年生が集い、町内や県外での歴史、文化・産業などの研修をとおして、豊かな人間性と高い「志」を育むことを目的としています。
 令和5年度は13人が参加し、8回の研修を行います。受講した塾生は、今後活動を共にする仲間との交流を深め、活動への期待を膨らませました。

笹倉(大森)山の頂を目指して

雨の中、木々に囲まれたお堂の前で写る登山客の皆さんの写真

 5月8日(月曜日)に大森山薬師如来大祭が開催され、登山者が山開きされた笹倉(大森)山の山頂を目指しました。
 登山口で無病息災祈願の祈祷を行った後、新緑に囲まれた登山道へ歩みを進めました。展望台での休憩をはさみながら、約1時間をかけて頂上の御堂にたどり着くと、登山者は新緑の中で静かに両手を合わせて祈願しました。
 当日は、雨模様のため景色を望むことはできませんでしたが、晴れた日の国見崎展望台からは大和町の自然豊かな風景が広がり、登山者を魅了します。

愛好家たちが釣りを楽しむ

(左)網に入ったニジマスの写真(右)放流された生きの良いニジマスを釣り上げる釣り人たちの写真

 5月3日(水曜日)鳴瀬吉田川漁業協同組合が、南川ダムへのニジマスの放流を行いました。
 放流は、釣り愛好家たちに釣りを楽しんでもらいたいという思いから30年以上続けられ、当日は、ニジマス約2,000匹が放流されました。釣り人たちは放流された、生きの良い魚を早速釣り上げていました。
※ 魚を釣るためには「遊漁承認証」が必要となります。承認証は、南川ダム資料館などで取り扱っています。

生産した行者菜入りの給食を試食

学校給食の試食会で行者菜を使ったマーボー豆腐を食べる生産者の皆さんとお盆に乗せられたマーボー豆腐の写真

 5月18日(木曜日)に仙台行者菜研究会黒川支部で生産している行者菜を使用した、学校給食の試食会を開催しました。
 町の学校給食では、昨年も同支部から行者菜の無償提供を受け、栄養価の高い地元産の食材を子どもたちの食事へと有効活用しています。
 当日は、マーボー豆腐に調理された行者菜を、文屋支部長をはじめとした生産者が試食しました。令和5年度は5月から10月までの期間提供を受け、給食の食材として使用します。

子どもたちが楽しく体操

青空のもとでマスコットキャラクターのアサヒナサブロ―・やっぺぇと一緒に体操をする子どもたちの写真

 4月27日(木曜日)にNHK仙台放送局「やっぺぇ!たいそう」の収録がもみじケ丘保育所で行われ、3歳から5歳児までを中心とした約60人が参加しました。
 当日は、宮城の人たちに元気を届けることをコンセプトに考えられた体操を、青空のもとで子どもたちがアサヒナサブロ―と放送局のキャラクターであるやっぺぇとともに元気に行いました。
 体操の模様は、5月28日(日曜日)に放映されたほか、今後不定期で放映されます。

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