たいわデイズ ものがたりは日常で生まれる -令和7年7月号
未来へつなぐ宿場の絆
5 月18 日(日曜日)にまほろばホールで「2025三宿サミットin吉岡」が開催されました。
このイベントは、町制施行70周年および吉岡宿本陣案内所10周年を記念し、吉岡宿・富谷宿・七北田宿の歴史的意義を探るためのものです。当日は、郷土史家菅野正道さんによる基調講演「大和町の近世城館と街道」の後、各宿場の自慢や課題、今後の連携について、三宿の代表者による意見交換会を行いました。
歴史と地域の絆を深める有意義な機会となり、参加者の間で交流と学びが広がりました。
活気に溢れる児童館
5 月19 日(月曜日)に「もみじケ丘児童館リニューアルオープン祭」が開催されました。
小野っ子太鼓による和太鼓の演奏に始まり、児童向けの演劇ごっこなどの活動をしている石栗昌彦(マーサー)先生による読み聞かせ、杜の丘児童館の子どもたちによるアンサンブル、もみじケ丘児童館の子どもたちによる朗読劇の発表がありました。
当日は地域の方々や、児童の保護者が来場し、児童館をとおした、子どもたちと地域の方々との交流は大いに盛り上がりました。
船形山、新緑と残雪の登山
5月25日(日曜日)に新緑がいっそう深まった船形山で、地元の有志による升沢コース登山が行われました。
当日は、あいにくの天候のため登頂は断念し、升沢避難小屋までの登山となりましたが、道中では、シロヤシオなどの花々が参加者の目を楽しませていました。今年は例年より残雪が多く、足元を慎重に確かめながら一歩一歩前進しました。
さまざまな植物や澄んだ空気のなか、参加者たちは船形山の自然を満喫しました。
色とりどりの盆栽が並ぶさつき展
6月7日(土曜日)から2日間にわたり、まほろばホールで「大和町さつき展」が開催され、多くの来場者で賑わいました。
今回で第54回を迎え、大和盆栽愛好会の会員によるさつきの展示をはじめ、チャリティ即売会や、同会による「さつきの手入れ講習会」、つつじやさつきの苗木のプレゼントなど、さまざまな催しが行われました。
会場には40点を超える盆栽が並び、見事に整えられた枝ぶりの迫力ある作品に、来場者からは感嘆の声が上がっていました。
行者菜(ぎょうじゃな)を子どもたちへ
5 月30 日(金曜日)に町内産の行者菜を使用した、学校給食の試食会を給食センターで開催しました。
行者菜は行者ニンニクとニラを交配して生まれた野菜で、町内では鶴巣と吉田で栽培が進んでいます。令和4 年度以降、仙台行者菜研究会黒川支部からの無償提供を受けており、学校給食に活用しています。
当日は、行者菜入り麻婆豆腐として調理された行者菜を、文屋支部長をはじめとした生産者が試食しました。町では5月から9 月までの期間で提供を受け、学校給食の食材として使用します。
祝100歳! 佐々木時男さん
5 月23 日(金曜日)に落合地区の佐々木時男さんが満100歳を迎え、家族と長寿を祝いました。
時男さんは、6人兄弟の1番目として落合で生まれ、子2人、孫4人、ひ孫6人の家族に恵まれました。時男さんは専業農家をしながら副業として大工、造園、土木などの仕事をしてきたそうで、大工仕事をしていたときに自分の家を建てたことが良い思い出と話していました。
ご家族は「好きな甘酒を飲んで、けがをしないように生活してください」とメッセージをおくりました。
祝100歳! 堀籠みつゑさん
6月5日(木曜日)に吉田地区の堀籠みつゑさんが満100歳を迎え、家族と長寿を祝いました。
みつゑさんは、6人兄弟の5番目として大衡村で生まれ、子4人の家族に恵まれました。みつゑさんは手先が器用で、現在も趣味の手芸を楽しんでいます。
ご家族は「旅行に行った思い出が、今でも心に残っています。親子喧嘩をすることもありますが、どうかこれからも長く、元気に過ごしてください」とメッセージをおくりました。
更新日:2025年07月01日